職場旅行(といっても3人)で、倉敷から奥津温泉・津山を旅行してきました。会社の親睦会費の使い道を考えた結果、美術館をめぐり温泉旅館に泊まるということに! | |
神戸三田から中国道に乗り山陽道を通って倉敷へ行くはずでした。ところがどこまでいっても山陽道のジャンクションがでてきません。気がつけば滝野社を超えていました。山陽道のジャンクションは神戸三田より大阪よりだったのです。急遽、福崎で降りて播但道を使って姫路から山陽道へ。大丈夫かなぁ?この先。なんとか30分遅れで倉敷美観地区へ到着です。 | |
早速、目的の大原美術館へ。そこには著名な作家の作品が沢山ならんでいます。一緒に行った上司の家に飾られていたレプリカの絵の本物もあってびっくりでした。館内は撮影禁止で写真はありません。これは途中で食べた昼食です。これにケーキとコーヒーもついて980円はお徳! | |
昼食後に備前焼を見学です。登り窯で焼いたそれは一切うわぐすりを使わないおちついたものばかりでした。窯の場所によって色が違うそうです。綺麗にレンガ色に焼けたそれは、どれも高価で手がでませんでした。 | |
倉敷名物のIVY SQUAREです。レンガ造りの紡績工場が今は観光地として開放されています。中にはオルゴール館もありました。昔のまんま、変わらない倉敷がありました。 | |
倉敷を後にして岡山道経由の奥津温泉・河鹿園へ到着です。奥津温泉は美作(みまさか)三湯の一つで、山陽地方では美人の湯として有名です。温泉街は寂れた雰囲気が漂い、秘湯感があります。他にこれといって観光もなく、道の駅やクアハウス等の近代設備はあるものの決して賑わったところではありませんでした。お湯は無色無臭で化粧品会社が採取するほど綺麗でかつ豊富だそうです。お風呂は循環しない贅沢なそれでした。食前,食後,朝と、3回入浴しました。夕食はもちろん部屋食で、この時期なのにカニでないところが良い!地の魚や野菜をつかった上品な料理でした。 | |
これは山女のほうば焼きです。味噌だれでいただきます。 | |
鴨鍋です。出汁がとってもGOODでした。他に牡丹汁や暖かい蒸篭のちらし寿司もあり、大満足です。 | |
館内はゲームコーナーや卓球場もなくとても古い建物ですが、歌の館,美の館,色紙の館と称した小美術館があります。美の館では棟方志功の作品が展示されています。歌の館では与謝野晶子の掛け軸もありました。旅館内の廊下にもあちこちに素敵な絵が掲げられています。 | |
朝食です。旅館の朝食はなぜか箸がすすみます。家では食べられないのに。ここでは生卵がなかったので2杯のごはんでした。 | |
朝食後のお散歩です。ここは露天風呂です。気温が低くお湯もぬるくてこの季節に入るのは勇気がいります。 | |
旅館の窓のすぐ側を川が流れています。対岸から旅館を撮った写真です。真中の下の窓が開いている部屋に泊まりました。旅館の古さがわかる写真です。 | |
部屋の窓から川を眺めたところです。窓から釣りができそうです。木のサッシや、ねじ込み式の鍵を久しぶりに見ました。 | |
津山へ向かう途中に名勝奥津渓谷がありました。水量が豊富で美しい川です。 | |
スケールがおわかりでしょうか。左の人物がN上司です。 | |
出発前日は雪が吹雪いたそうです。幸いにも旅行中は北斜面に残雪がある程度で、通行に支障はありませんでした。ただし、気温は低く水溜りも凍っていました。久しぶりに見たような気がします。 | |
津山では衆楽園へ行きました。この季節は雪もなく紅葉もなく桜もない、いわゆるオフシーズンでしょう。それでも水面に映る木橋は心を癒します。絵を見たり古い旅館に泊まったり、庭園を見たりと、とても文化的な旅行でした。 | |
旅行の最後の食事は美作名物のさば寿司を食べる予定でしたが、良い店が発見できずサービスエリアでの食事となりました。写真は美作弁当です。 久しぶりに家族以外と旅行し、旅館らしい旅館に泊まり、良い温泉につかり、のんびりした良い旅行でした。次週は家族で白川郷旅行です。師走にこんなことばかりしてていいの!!?? (だれか我が家を大掃除してくれぇ...) |