出発・夜高祭・砺波・蜃気楼・水源
 待ってました!2003年ゴールデンウィーク!と、いっても今はイラク戦争やSARSの影響で海外旅行はご法度。しかも連休の並びが最悪で、うちのジャリボーイは小学生なので当然カレンダーどおり。ですから実質はただの3連休でした。しかし、たった2泊3日の旅行では不完全燃焼が目に見えてますので金曜日に学校が終わるのを待って、その足で出発です。15時スタートになってしまって、金沢の手前(徳光PA)で夕日を見てしまいました。そうそう、今回の旅行は立山の麓の街・富山で白い山を見たりチューリップをみたりする!ということになりました。
ま、今日は移動日ということで...というわけにはいきません。今日の目的は福野のお祭「夜高祭」を見る!という8時頃ついてもOKな目的がありました。とりあえず砺波(となみ・そう、トナミ運輸のとなみ)駅に行き、ホテルを探しました。3軒目に行った「APAホテル砺波駅前」でツインをゲット。大急ぎで荷物を部屋に移して汽車に乗りこみました。(クルマでお祭に行くと混雑やら駐車場問題やらで大変ですからね。)
ちなみに砺波駅は最近改装された様子で、とても美しい無人駅でした。切符を自販機で買ってこんな改札にとおします。なんかオーストリアでおんなじような改札があったなぁ。
3駅目にお祭会場である福野へ到着です。中高生ぐらいの学生がたくさんいました。
おお、むこうの方にいきなり山車(だし)がみえます。きれいに装飾され、威勢の良い若者達が舵をとりつつ練り歩きます。すんげぇ!TVでしかこんなん見たことない!!
練り歩いている町並みも古くて味のある商店街です。写真はたばこ屋ですが、文字が逆読みです。これが普通にあります。観光化されていない素朴な良いところです。(実は店内から撮りましたってオチじゃないですよ。見にくいですが、「たばこ」の横に砂糖とも書いてあるでしょ。字は逆になっていません。)
ビールとアテを買って、店の軒下からぞろぞろと練り歩く山車をたくさん見ることができました。
もちろん夜店も沢山あって、子供は大喜びです。すっかり夜も遅くなって、この日は夕食もろくに食べずにホテルへ帰ってぐっすりでした。このお祭、お勧めです。
次の朝、ホテルに車を止めたまま徒歩で「となみ・チューリップフェア」に行きました。砺波は街をあげてチューリップに力を入れています。そしてこのチューリップフェアは砺波のメインイベントです。すごい数のチューリップが一面に植えられています。
こうなるとミス・チューリップがいるでしょう。と、思っていたらいましたいました。彼女はプリンセスチューリップさんです。嬉しそうな息子。うらやましいオヤジ。
ミスがいればあとは風車やでぇ、と思ったらありました。オランダ風のそれ。
チューリップの後はクルマに乗って魚津へやってきました。ここは日本ではめずらしい蜃気楼が観測できる場所です。ちょうど5月ぐらいのフェーン現象気味で暑い日、そして山には雪がのこり、冷たい風が吹き降ろすこの季節に見えるそうです。これは見るしかない!と、海岸で3時間も粘りましたが、残念ながら見れませんでした。とほほ。昨日は出現したそうなのに。そこでずっと写真を撮っている写真家のオヤジに過去の写真を見せてもらいました。また今度はこれだけを目的にしてリベンジしてやる!!!!
せっかく魚津まで来たからちょっと観光です。この地域は日本名水100選にも選ばれた美味しい水が湧きます。
先ずは「生地」(いくじ)駅前の水源から。
生地の漁港です。遠くに白い立山が見えています。
ここもまた古い町並みが続きます。写真は「清水庵の清水」(しみずあんのしょうず)という水源です。
「源兵サの清水」。しかし、こんなに海岸沿いなのになんでこんなに美味しい清水が!?きっとアルプスの雪解け水なんでしょうね。
夕食は富山駅前のオークスカナルパークホテル1Fにある「WAZA」という和食レストランで夕食です。ここでは郷土料理がお手ごろ価格で楽しめます。詳細は続きのページをみてね。
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