USA2005

USA2005ケイエンタ～モアブ 2005/8/2

	【ケイエンタ】今朝はケイエンタで目覚めました。こんな小さな町です。アメリカに来てずっと空ばかり見ているような気がします。カーブが珍しい道路を走行中、視野の２／３は空です。そして道路の１５ｋｍぐらい先までを確認しながら。対向車を確認しても、すれ違うのはずっと先のことになります。
	【ケイエンタ】今日はもう行き先を決めていません。というか、概要設計はできているのですが、４日目ともなると詳細な予定を立てても狂うのです。今までにいったグランドキャニオン、モニュメントバレー、この２つが行ければあとななんでもいいや、といったいきあたりばっ旅です。こんなまっすぐな道を６５マイル（１０４ｋｍ）/時で巡航します。平均速度もこれぐらい。一般道ですよ。だんだんわかってきました。アメリカのクルマは排気量が必要です。直進安定性は絶対条件です。オートクルーズもないとやっていられません！
	【フォーコーナーズ】ケイエンタからまっすぐな道を約８０マイル（１３０ｋｍ）ぐらい走るとフォーコーナーズにつきました。りゅういちの右手はアリゾナ州、左手はニューメキシコ州、左足がコロラド州、右足がユタ州。つまり同時に４つの州をまたいでいます。アメリカは広いけど、４つが交わるのはここしかないそうです。４つの州をまたにかける男に成長しましたっ！（意味不明）
	【フォーコーナーズ】ほら、ナビでもごらんのとおり。四つの州が交差しています。そうそう、これがアメリカのナビです。日本のそれとは大違い！日本の登山用のそれと同じ程度です。ネバーロストと書いていますが、確かに迷いません。というか、超まっすぐで９０度の交差点が一日中走っても２回ぐらいしかでてこない道路で、迷うことなんてありません。でもいちど間違えたら１００マイルぐらいは気がつかないので、やり直しが大変です。そういう意味ではあったほうが絶対いいナビくんです。【後記】ネバーロストではないです。ナビが迷います。ちょっとガススタンドなんかに入ってバックして再出発すると完全に逆の方向を案内したりします。信じたらえらいめにあうかもしれません。
	【ナバホのお店】ナバホ（アメリカの先住民族（インディアン））のお店でTシャツを買いました。しかしバックの景色を見てもなんにも無いことがおわかりいただけますでしょうか。そういえば、さっきのナビの写真は汚れていますが、昨日デザートを走ったおかげで外も中もドロドロです。レンタカーを洗車せなあかんのですが、日本のような洗車機がない！あってもこんなデカイクルマは入らない！？
	【→モアブ】目標をモアブに向けて約１４０マイル(224km)のドライブです。また空を眺めながらひたすら時速６５マイルのドライブ。３６０度地平線まで見えるので、雨雲もすぐにわかります。ここからここまでは雨が降っているなって目視できるんです。昔、アメリカのアニメで雨雲に追いかけられるってのがありましたが、まさにそんな感じ。
	【→モアブ】いや、たまに山岳部分もありますよそりゃ。山岳というよりでかい岩。オーストラリアのエアーズロック、あれが普通にあります。それを登って降りてみたいな感じ。途中、岩の橋を見つけました。もうわざわざアーチーズに行く必要なし！？アーチーズとはこんな岩の橋がごろごろあるところ。インディージョーンズで、若き日のインディが課外授業で馬に乗るシーンがあります。そこで、高校生のインディは古代発掘品をゲットします。その舞台です。
	【モアブ】走行距離を稼ぐのは昼食後、ママやりゅういちは時差ぼけもあって爆睡状態に入るので、この隙にひたすら走ります。ひとりでいろんなことを考えながら。クルマの性能について、アメリカ人の生活について、将来について、今夜のご飯について。中でもアメリカ人の生活についてが楽しいのです。クルマの運転は６リッター超過のクルマが超高速で CO2を撒き散らしています。でも、横断する歩行者がいるとすぐ停止。街に近づくと速度半減。とてもやさしいのです。日本の、しかも大阪では考えられないぐらいです。ハーレーのライダーもそうです。みんな星条旗を後ろに掲げています。愛国心があるんです。それは４日間ドライブするだけでもわかります。壮大な景色、豊富な物資、世界の中心。愛せる国です。ヨーロッパのように気取らず物価も安くみんなオープンで、でもメキシカンほどおちゃらけずに。誰も愛さない日本とは大違いです。将来はここに住むことに決めました。来年の永住権プログラムに応募することにしますっ。みたいなことを考えながら１４０マイルクリア。まだ１４時、おっとここは１５時でした。（州で時間が違う）　まだこの夏は息子を海にもプールにも連れて行ってないので、ここでプールをクリアしましょう。今夜のモーテルはベストウエスタン。
	【モアブ】プールで遊んで、街の散歩も終えて、夕食です。今日は「四川楼」という中華屋にしますっ。別にアメリカの飯はヨーロッパと違って問題なく食べられるし、日本食等が恋しくなったわけでもないですが、中華があるなら行こうということで。しかし、こんな田舎街の中華ってどんなんやろ。たのしみー。
	【モアブ】まずは前菜、餃子です。メニューには英語と中国語が併記されています。が、中国語にバーミヤンで覚えた漢字は見当たらず、英語を読むことに。餃子らしき文字を発見。早速、中華屋の親父（アジアン系）に「これは餃子か？」と聞くと「そうそう」と。出てきたのは、キャベツの千切りに乗った上げワンタン（豚肉つつみ）でした。それはOK。許す。でもそれをつけるタレが許せん！ケチャップとマスタード。アホかお前ら！ええ加減にせえよ！と、親父を呼びつけ、「ビネガープリーズ！」。おお、親父は一瞬ひるんだがもってきました。酢！。しょうゆはあったので早々餃子のタレを製造し、つけて一口。「まいう～～」（しあわせ）
	【モアブ】ママは揚げそばが好き。お見事にクリア。それ、揚げそばやん。息子は焼き飯が大好き。やっほ。うまい。米が長細いけど、よりぱらぱらでいけるやん。「ラー油もってこい！」「ここにチリソースあるで」「ま、それ代用しよか」「辛っ！」めちゃ辛い瞬間映像です。【後記】りゅういちの顔、インディジョーンズに出てくる少年に似てない！？中華を食べるとこういう顔になる！？（意味不明）
	【モアブ】パパはラーメンが食べたい！ソフトヌードル？これやんきっと。と、オーダーして出てきたのは．．．．ソース焼きそばやん！これ！がおー！ん？、ん？、まいう～。（しあわせ）４日目はまだまだ明るいけどこれでおしまい。ちょうど半分。期間も半分。順調です。明日はアーチーズに出かけます。岩の橋です。あと化石もあるかな。半分お付き合いありがとうございます。あと半分も見守ってくださいね。

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	【ケイエンタ】今朝はケイエンタで目覚めました。こんな小さな町です。アメリカに来てずっと空ばかり見ているような気がします。カーブが珍しい道路を走行中、視野の２／３は空です。そして道路の１５ｋｍぐらい先までを確認しながら。対向車を確認しても、すれ違うのはずっと先のことになります。
	【ケイエンタ】今日はもう行き先を決めていません。というか、概要設計はできているのですが、４日目ともなると詳細な予定を立てても狂うのです。今までにいったグランドキャニオン、モニュメントバレー、この２つが行ければあとななんでもいいや、といったいきあたりばっ旅です。こんなまっすぐな道を６５マイル（１０４ｋｍ）/時で巡航します。平均速度もこれぐらい。一般道ですよ。だんだんわかってきました。アメリカのクルマは排気量が必要です。直進安定性は絶対条件です。オートクルーズもないとやっていられません！
	【フォーコーナーズ】ケイエンタからまっすぐな道を約８０マイル（１３０ｋｍ）ぐらい走るとフォーコーナーズにつきました。りゅういちの右手はアリゾナ州、左手はニューメキシコ州、左足がコロラド州、右足がユタ州。つまり同時に４つの州をまたいでいます。アメリカは広いけど、４つが交わるのはここしかないそうです。４つの州をまたにかける男に成長しましたっ！（意味不明）
	【フォーコーナーズ】ほら、ナビでもごらんのとおり。四つの州が交差しています。そうそう、これがアメリカのナビです。日本のそれとは大違い！日本の登山用のそれと同じ程度です。ネバーロストと書いていますが、確かに迷いません。というか、超まっすぐで９０度の交差点が一日中走っても２回ぐらいしかでてこない道路で、迷うことなんてありません。でもいちど間違えたら１００マイルぐらいは気がつかないので、やり直しが大変です。そういう意味ではあったほうが絶対いいナビくんです。【後記】ネバーロストではないです。ナビが迷います。ちょっとガススタンドなんかに入ってバックして再出発すると完全に逆の方向を案内したりします。信じたらえらいめにあうかもしれません。
	【ナバホのお店】ナバホ（アメリカの先住民族（インディアン））のお店でTシャツを買いました。しかしバックの景色を見てもなんにも無いことがおわかりいただけますでしょうか。そういえば、さっきのナビの写真は汚れていますが、昨日デザートを走ったおかげで外も中もドロドロです。レンタカーを洗車せなあかんのですが、日本のような洗車機がない！あってもこんなデカイクルマは入らない！？
	【→モアブ】目標をモアブに向けて約１４０マイル(224km)のドライブです。また空を眺めながらひたすら時速６５マイルのドライブ。３６０度地平線まで見えるので、雨雲もすぐにわかります。ここからここまでは雨が降っているなって目視できるんです。昔、アメリカのアニメで雨雲に追いかけられるってのがありましたが、まさにそんな感じ。
	【→モアブ】いや、たまに山岳部分もありますよそりゃ。山岳というよりでかい岩。オーストラリアのエアーズロック、あれが普通にあります。それを登って降りてみたいな感じ。途中、岩の橋を見つけました。もうわざわざアーチーズに行く必要なし！？アーチーズとはこんな岩の橋がごろごろあるところ。インディージョーンズで、若き日のインディが課外授業で馬に乗るシーンがあります。そこで、高校生のインディは古代発掘品をゲットします。その舞台です。
	【モアブ】走行距離を稼ぐのは昼食後、ママやりゅういちは時差ぼけもあって爆睡状態に入るので、この隙にひたすら走ります。ひとりでいろんなことを考えながら。クルマの性能について、アメリカ人の生活について、将来について、今夜のご飯について。中でもアメリカ人の生活についてが楽しいのです。クルマの運転は６リッター超過のクルマが超高速で CO2を撒き散らしています。でも、横断する歩行者がいるとすぐ停止。街に近づくと速度半減。とてもやさしいのです。日本の、しかも大阪では考えられないぐらいです。ハーレーのライダーもそうです。みんな星条旗を後ろに掲げています。愛国心があるんです。それは４日間ドライブするだけでもわかります。壮大な景色、豊富な物資、世界の中心。愛せる国です。ヨーロッパのように気取らず物価も安くみんなオープンで、でもメキシカンほどおちゃらけずに。誰も愛さない日本とは大違いです。将来はここに住むことに決めました。来年の永住権プログラムに応募することにしますっ。みたいなことを考えながら１４０マイルクリア。まだ１４時、おっとここは１５時でした。（州で時間が違う）　まだこの夏は息子を海にもプールにも連れて行ってないので、ここでプールをクリアしましょう。今夜のモーテルはベストウエスタン。
	【モアブ】プールで遊んで、街の散歩も終えて、夕食です。今日は「四川楼」という中華屋にしますっ。別にアメリカの飯はヨーロッパと違って問題なく食べられるし、日本食等が恋しくなったわけでもないですが、中華があるなら行こうということで。しかし、こんな田舎街の中華ってどんなんやろ。たのしみー。
	【モアブ】まずは前菜、餃子です。メニューには英語と中国語が併記されています。が、中国語にバーミヤンで覚えた漢字は見当たらず、英語を読むことに。餃子らしき文字を発見。早速、中華屋の親父（アジアン系）に「これは餃子か？」と聞くと「そうそう」と。出てきたのは、キャベツの千切りに乗った上げワンタン（豚肉つつみ）でした。それはOK。許す。でもそれをつけるタレが許せん！ケチャップとマスタード。アホかお前ら！ええ加減にせえよ！と、親父を呼びつけ、「ビネガープリーズ！」。おお、親父は一瞬ひるんだがもってきました。酢！。しょうゆはあったので早々餃子のタレを製造し、つけて一口。「まいう～～」（しあわせ）
	【モアブ】ママは揚げそばが好き。お見事にクリア。それ、揚げそばやん。息子は焼き飯が大好き。やっほ。うまい。米が長細いけど、よりぱらぱらでいけるやん。「ラー油もってこい！」「ここにチリソースあるで」「ま、それ代用しよか」「辛っ！」めちゃ辛い瞬間映像です。【後記】りゅういちの顔、インディジョーンズに出てくる少年に似てない！？中華を食べるとこういう顔になる！？（意味不明）
	【モアブ】パパはラーメンが食べたい！ソフトヌードル？これやんきっと。と、オーダーして出てきたのは．．．．ソース焼きそばやん！これ！がおー！ん？、ん？、まいう～。（しあわせ）４日目はまだまだ明るいけどこれでおしまい。ちょうど半分。期間も半分。順調です。明日はアーチーズに出かけます。岩の橋です。あと化石もあるかな。半分お付き合いありがとうございます。あと半分も見守ってくださいね。