長崎、そして18切符で博多へ 2014/8/12

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長崎の朝を迎えました。昨日はグラバー園でゆっくりしすぎて長崎観光がぜんぜんできていません。 今朝は早起きして頑張りました。
先ずは有名なオランダ坂。わざわざ早起きしてこの坂を見に来たわけではなくって、我々の興味はこの坂の上にある「活水学院」です。
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活水学院本館です。活水学院はミッション系の女子大です。英語表記は"Kwassui Women's College"。「くわっすいがくいん」なんですな。「くわんせいがくいん」とおんなじ。 そしてこの本館は、そう、ヴォーリズ設計事務所です。1926年製。八角形の棟を中心に力強く美しい校舎です。かなり良いですねえ、これ。
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活水学院本館の裏。大浦天主堂やグラバー邸も良いのですが、これもかなり良いです!女子大ですからおじさんはちゃんと許可をもらって入りましょう。
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オランダ坂を降りてくると旧長崎英国領事館が目を引きます。レトロなレンガ積みのたてものです。1907年製のウィリアム・コーワンさん設計。 もちろんレンガはイギリス積みです。
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そして、次のアクティビティはこの船です!さぁ、どこへ行くでしょう!?
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さぁ、出発!
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船は心地よいスピードで長崎市街を後にします。
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三菱造船のドックではLPGタンカーの他にもこんな大型客船を作っています。 大型客船クルーズが流行っているので、長崎モデルの豪華客船が世界標準になったらいいなぁ。
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30分ほどで、目的地の「端島」が見えてきました。そう、別名を「軍艦島」といいます。
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ここ、来たかったんです。想像以上にすごい迫力!
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1974年(昭和49年)の閉山とにともなって島民が島を離れてからは、無人島なんですね。 なんかこうやって見ているととても暗い過去がありそうですが、実はそんなことはない明るい過去です。
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長崎での造船のためのエネルギー供給が目的の海底炭鉱島です。工員さんたちは家族でこの島に暮らしていました。 なので、大きな病院や学校、娯楽やら大浴場までひととおり揃った島です。
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当時は世界一人口密度が高い土地でもありました。
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当時の三種の神器であったテレビや冷蔵庫、洗濯機など最先端機器も揃った住みやすい環境であったとも言われています。 そうでないという話もあります。でも、現存する当時のビデオはみんな楽しそうですけどね。それがすべてかどうかはわかりませんが。
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当然、こんな閉塞環境ですから精神的につらい面も多々あったのでしょうね。それは容易に想像がつきます。
台風の影響で、今は上陸禁止。
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当時三菱重工業長崎造船所で建造中だった日本海軍の戦艦「土佐」に似ていることから軍艦島と名付けられたそうです。 写真のこの角度です。
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軍艦島、上陸はできなかったけど想像以上に迫力がある島でした。近々、世界遺産に登録されると思われます。
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マルベージャ号でした。
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長崎港から5分歩くと出島です。出島(でじま)は、1634年江戸幕府の鎖国政策の一環として長崎に築造された人工島。 オランダ人をここに閉じ込めたわけです。
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旧長崎内外クラブはレストランを営業しています。角煮まんじゅうをたべるママ。
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トルコライスです。これ、長崎の郷土料理なんですよ。一皿に盛りつけられた洋風盛り合わせ料理です。 それにしてもムスリムが大半を占めるトルコでトンカツはないやろ〜。
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路面電車で長崎駅へ向かいます。
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長崎駅到着
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駅ではカステラアイスや
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カステラキャラメルをゲット。
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それでは長崎とお別れ。18切符で博多を目指します。
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ちょっと久留米で途中下車です。
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路線バスに乗りました。
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ルーテル久留米教会へやってきました。ヴォーリズさん設計の1918年製。
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レンガ造の立派な教会なのですが、幼稚園が併設されていて入れない.....。
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というわけで、久留米で寄り道をして博多へやってきました。
ひたすら18切符で鈍行列車でぼーっと景色を見ることが大好きなのですが、 これだけ乗るともうあれこれやる気もなくなって使い物にならない人間になってしまいました。 途中でも、快速に乗り換えたら早く着くのにもうめんどくさくって鈍行でええかぁ、 みたいなやる気なし人間が18切符により製造されました。
それでもメシと寝床は確保しないといけないので、ホテルを取ってチェックイン。夕食は近くの中州にある居酒屋さん。
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ここでは玄界灘の幸が味わえるそうです。先ずは呼子のイカの活け造り。 わぁ、動いている。うまーっ!これはうまい。透明な剣先イカは久しぶりに食べたなぁ。
ブログで調べてみると2006年GWに呼子へ行ったとき以来。
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ホウボウを唐揚げで。これもうまい!ガシラよりも食べやすくって身もたくさんあるっ! それにしてもでかい!これが豊かな玄界灘の恵みか。
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いやぁ、美味しい魚でした。中州の夜景が美しい。なんとかやる気を取り戻してきました。 博多ラーメンいくか!
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「一蘭」の総本店もホテルの近くでした。すげぇ、千と千尋の神隠しに出てきそうな店構えですな。
しつこくも前回はいつ食べたかを調べてみると2001年10月でした。
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一蘭」の総本店。うぁ、うまそう。うまい!すげぇレベルの高さですな、やっぱり。でも「秘伝のたれ」を標準で 注文したのですが、1/2でよかったなぁ。ちょっと辛すぎて後半舌が麻痺。
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博多の屋台は有名ですが、今回は見学だけ。屋台用の胃袋が残っていない。 でも、一蘭総本店に行ったからには一風堂の総本店も行かないと。
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中州から15分ぐらい歩いて天神へやってきました。ここが一風堂の総本店。 世界進出している一風堂のわりにはこじんまりとした総本店です。ここから始まったんでしょうね。
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ここでしか食べられない一風堂の元祖の白があります。 普通の一風堂の白と天下一品の中間ぐらいのドロドロ感。 スープの色が若干茶色いですね。お茶は関西の近所のお店とおんなじ。 jazzも流れています。机上にあるトッピングは少ない! 高菜もないし辛みのもやしもなかったです。これがオリジナルってことでしょうな。 そういえば、今年のGWに会ったフランス人も一風堂はよく知っていました。
居酒屋で魚食べてビール飲んでラーメン2軒はしごしたらもうおなかがたぷんたぷん。 ビール、スープ、そしてお茶を沢山飲むからもう水分過供給でお腹がぱんぱん。やばい、ホテルまで歩いて帰れるかな。

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