出発→世界遺産・平泉→気仙沼(4/27) 2013/04/27
jpeg 【伊丹空港】
いよいよ2013GWの始まり。今年は3連休+3平日+4連休という10日間のGW。大人は10日とも休みなのですが、 息子は中3日間学校。ま、しゃーないけど。というわけで始めの3連休は東北、三陸海岸を観光することにしました。 8時過ぎの岩手花巻空港行きのJALに乗るため、早朝起きで伊丹空港へやってきました。無事、間に合う時間についたので先ずは朝食。
卵かけご飯定食。これ、すき家なら200円なのに空港は500円。ぼったくりすぎ!
jpeg 【伊丹空港】
伊丹→花巻便はエンブラエル 170という機材。ブラジルの飛行機会社です。70席ほどで、CAさんは女性が2名。 お菓子(サブレ)とソフトドリンクが出ました。1時間20分のフライトです。テレビやオーディオといった エンターテイメントは一切なし。でもGWなので高い!海外いける!
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伊丹→花巻だと本州の弓なりを最短で飛行します。つまり富士山は右側の窓から見えるのだ。写真を拡大すると、確かに写ってる!
jpeg 【花巻】
花巻空港からレンタカーを借りました。車種は人気のアクアです。ちなみに3日間で620kmを走行。燃費は20km/lでした。 で、ビッツとくらべて5000円高いレンタル料金。絶対元はとれないなぁ。
jpeg 【平泉】
平泉につきました。10:30。まだ昼食には早いけど雨が降っているので観光の前に昼食です。 伊丹空港で朝ご飯を食べたのが7:30過ぎ。まだ3時間しか経っていないけど距離は1000kmぐらい 離れたのでOK!写真は名物の『平泉もち御膳』(1,600)。お餅にいろいろな餡がかかっています。 それが5種類とお雑煮。つまりお餅を6個も食べるというボリューム満点の名物料理です。お味も良いです。 甘い系、辛い系が交互に並んでいますが、もちろん食べる順番を説明してもらえます。指示通りにたべるのが やっぱ一番美味しいかも。
jpeg 【平泉】
弁慶です。そう、平泉には弁慶のお墓?があるのです。
jpeg 【中尊寺】
中尊寺の本堂。
jpeg 【中尊寺】
そしてこの平泉世界遺産の要、『中尊寺金色堂』です。後ろの建物の中にあります。 しかし撮影禁止で写真なし。日本はなんでも撮影禁止。なんでやろ。
金色堂は想像のとおり金色一色。金閣寺のように風情があるわけでもなく、 ただただ金ぴかです。
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毛越寺(もうつうじ)は庭園が有名。吉永小百合さんのポスター『JR大人の休日倶楽部』の 撮影ポイントです。
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世界遺産・平泉を堪能してから今夜のお宿、気仙沼へドライブです。アクア号は 日本一売れているクルマ。確かにわかるなぁ。運転しやすいし低燃費(?)やし。 非のつけどころがありません。あえて言うなら今どきのハイブリッドにしては 加速悪すぎ。アクセルはオンとオフしかありません。ベタ踏みしてもほとんど 加速しません。3日間運転しましたが、あと1日多かったらアクセル付近の床が ぬけていたと思います。うそ。ま、世界一の燃費性能を楽しむクルマですから加速を 期待するのはちょっと違います。
jpeg 【お魚いちば】
気仙沼に到着。クルマで携帯を充電するためのUSB電源を探して気仙沼郊外を散策。 イオンがあったりホームセンターがあったりと不自由のない街でした。 港沿いはもちろん被災した跡がまだまだ残っているのですが、観光用のお魚いちばが 賑わっていたり、復幸市場と書いた仮設商店街があちこちにあったりして、 楽しい雰囲気が少しずつ戻っているという感じですね。
jpeg 【お魚いちば】
バイキンマンではありません。三陸名物のホヤです。
jpeg 【気仙沼】
今日のお宿、『大鍋屋本館』です。とても気さくな女将さんがおもてなししてくれます。
jpeg 【気仙沼】
女将さんの被災体験談を聞かせてもらいました。2階の床から1mぐらいのところまで 浸水したこと、畳やカーペットが浮いてすごい音がしたこと、一旦水が引いたときに 大急ぎで裏山へ避難して難を逃れたこと。さすがに体験した人の話を生で聞くとどきどきします。 我々も阪神大震災を喰らいましたが、そのときの建物のつぶれ方は一階が崩れて二階が一階にという 建物が多かった記憶がありますが、こちらの場合は波にさらわれて跡形もないです。基礎だけ残っている....。
jpeg 【気仙沼】
お楽しみの夕食は『福よし』という魚料理やさん。宿からすぐのところにあります。 先ずはお店のお酒です。
jpeg 【気仙沼】
お刺身も新鮮!気仙沼沖は日本有数の漁場です。フカヒレも気仙沼は有名ですが、写真手前の 赤い身はふかの心臓!こんなの刺身で食えるのはここだけ?!
jpeg 【気仙沼】
そして炉端の焼き魚。これ、世界一おいしい焼き魚と絶賛されています。 普通の炭焼きの焼き魚は油が灰に落ちて煙にアブされてどの魚も煙臭くなっています。 実はそれが炭焼きの醍醐味で良いにおいだと思っていました。でもここは違います。 落ちた油が灰にかからないように串に紙のツバがついています。このツバを伝って流れた 油を受ける溝があったりして、煙がたたない炉になっています。更に魚に合わせて手作り した串などすべてが最高の状態になるように、まさに非のつけどころがない『焼き魚』なのです。
jpeg 【気仙沼】
その中でも最高なのがこれ、『キチジ(喜知次)』です。きんきのこと。 確かにうまい!薫製のようなにおいがしない!へーっ!まじうまい。 しかもさすがきんき、なんともほどよい白身魚ですな。最高です。 しかもこのお酒にあうあう!!このお酒のために作られた焼き魚です。
jpeg 【気仙沼】
板さん(三男坊)と記念撮影。炉端の席に着かせてもらったのですが、隣りが有名プロカメラマンさん で、世界中の撮影話など、とても楽しいお話しを聞かせてもらいました。とても幸せなひとときでした。 みなさん、ありがとう!
jpeg 【気仙沼】
『福よし』さんの能書きを語りましたが、その詳細はマンガ『美味しんぼ』の86巻の3話目にあります。
jpeg 【気仙沼】
このお店は流されたのでもうありません。今は高床式?の新しい店舗で復興されています。
jpeg 【気仙沼】
炉端はおんなじように復興されていました。

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